探偵の調査機材の中には、オリジナル機材というものが存在します。
それは、探偵自身が必要に応じて、一般的な撮影機材や、様々な機材を加工して調査に使用しやすくするものです。
探偵は、調査を行えば行うほど「こんな機材があったら便利」と工夫を凝らしていきます。
例えば、浮気調査の証拠取得時に起こりやすい、ハレーション(強い光によって被写体が不鮮明になる現象)に強い撮影機材があれば…。
など、調査状況に応じて機材を加工し、自作の機材を投入できる機材知識も探偵には必要な能力です。
尾行のときにバレて調査失敗となりにくくなるように、カメラのシャッター音をなくしたり、操作音が小さくなるような工夫をしている探偵社もあるようです。
そういったオリジナル機材の作成をしている探偵は、それだけ調査数をこなし、よりよい証拠の取得を行うため努力をしている証明です。
機材知識が豊富で工夫を凝らす探偵であれば、それだけ証拠取得率も向上し、リスクは軽減します。
そう考えると、機材力のある探偵は調査に前向きで、調査力も比例してあるのではないかと推測できそうです。
依頼するのならやはり、依頼先の機材のチェックは必要なようです。