探偵が調査で使う機材の中でもっとも使用頻度が高い機材としては、証拠の撮影に使うカメラやビデオカメラです。探偵がそれ以外で使用頻度の高い機材は、盗聴器を見つけ出すための調査機材が挙げられます。
たいていの探偵事務所では、盗聴器や盗撮カメラといったものを発見する調査業務をおこなっており、これら盗聴器や盗撮カメラを見つけるために、専用の機材をいくつか所持しています。
といっても、専用の機材がいったいどんな性能を持っているのかは、素人の目からは判断するのが難しいです。
そこで、簡単に探偵が所持しているであろう、盗聴器などの発見機材についてすこし紹介をしたいと思います。
もっとも有名な機材としてはスペクトラムアナライザーといわれる機材があります。
これは様々な電波をキャッチして視覚的に見ることが出来る機器として盗聴器発見の現場で大変役立つ機器です。
見た目は電子レンジといった感じで、つまみやボタンなどが付いており、小型のものから大型のものまで様々です。スペクトラムアナライザーの価格は高く、安くて数十万、高性能な機種だと百万円を超える機種まであります。
このスペクトラムアナライザーを持っているか、いないかでその業者が盗聴器発見業務に関して得意分野であるかどうかを見極めることも出来ます。
そして、多くの盗聴器発見業務で活躍しているのが、ハンディータイプの盗聴器発見機器ですが、これにも性能や機器の価格の違いなどがあるので、どういった機能があるのか探偵に確認することが望ましいでしょう。